求職者の心を掴むには?2020年の採用市場の動向・トレンド

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現在、採用市場は、新卒・転職市場ともに大いに盛り上がりを見せています。人手不足も相まって、ここ数ヶ月の有効求人倍率は2.5倍以上で推移しているというデータもあるほど。これは求職者1人に対して、2.5社以上がアプローチをかけているということですから、採用が難しくなっていることがわかるでしょう。このような時代において、求職者の心を掴むにはどうすればよいのでしょうか。

 

求職者は企業のどこを見ている?

 人気の業界であったり、職業観であったり。求職者のトレンドや心理は時代によって変化します。今の時代の求職者は、どのようなことを企業に求めているのでしょうか。

 様々なメディアを見ると、今もっとも求職者が気にしているのは「安心して長く働き続けられるか」という点。近年では働き方改革が話題ですが、会社の将来性はもちろんのこと、労働条件や福利厚生、定着率が高いか、女性であれば産休・育休があるかなど、現在の新卒・中途の求職者は「ブラックな職場は避けたい!」という思いが強くあるようです。

 また関連して多いのは、「求人情報ではわからない会社の雰囲気や社員の人柄を事前に知りたい」といったもの。いくら求人情報に良いことが書かれていても、職場環境が良くなければ働きづらい、求人内容と実際の勤務状況にギャップがないかを事前知りたい等々……前述の「安心して長く働き続けられるか」とも関連しますが、会社の雰囲気やそこで働く人々の人柄を知りたい!というニーズは、強くあるようです。

 

自社の採用に「動画」の活用を

 少し前であれば、求人情報を出せば人が集まり、選考をし、内定を出せばそれで終わりだったかもしれませんが、現在の求職者は厳しく企業のことを見ています。よくない噂が流れてしまえば、すぐにSNSで流布する時代。このような状況において、自社に興味を持ってくれた求職者に選考を受けてもらい、きちんと内定〜就業を開始してもらうためには、どうすれば良いのでしょうか。

 もっとも有効なのは、会社を好きになってもらい、自社のファンになってもらうこと。求職者は条件だけではなく「やりがい」も重視していると言われますが、「この会社なら自分が成長できそう」「ここでなら、仕事を楽しんでやれそう」と求職者に思ってもらうことが、内定承諾と、ポジティブな形で就業をスタートすることにつながるのです。

 そのような土壌を作るためにおすすめなのは、動画によるブランディング。現在は誰もがスマートフォンを持ち、動画を見る時代になりましたが、採用のシーンでもその影響力は大きいものがあります。なんと約2人に1人が企業の採用動画を見ており、うち約8割の志望度合が上昇したというデータもあるほど。「ブラックな職場じゃないかな」「会社をもっと知りたいな」という求職者の不安や欲求と向き合うには、動画の活用は大いにあり!な、時代なのです。



まとめ

 集客、選別、内定、内定辞退対策等、採用における悩みは尽きません。しかし方法を変えることで、求職者に自社のファンになってもらい、モチベーション高く働いてもらうことは可能。今回はひとつの例として動画によるブランディングをお伝えしましたが、今後も様々な切り口から採用について考えていければと思います。

 

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