採用サイトのWeb検索対応、どうしてる?

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 出会いと別れの季節の春が、だんだんと近づいてきました。大学生は卒業シーズン、社会人もこのタイミングで転職をされる方は多いと思います。企業にとっては新入・中途社員が入社し、心機一転といきたいところですが……コロナウイルスの影響などもあり、先がなかなか読めません。予断を許さない状況が続いていますが、このタイミングで、今後の採用の準備をきちんと考えていきましょう!

 

採用サイトをリッチにしたら……どうやって見てもらう?

 採用活動をする上で、デザインを変えたり、コンテンツを充実させたりすることで、自社採用サイトをリッチなものにするといったことの重要性は、すぐにわかると思います。しかし、「求職者のWeb検索に対応する」という視点は、これまであまりなかったのではないでしょうか。

 Web検索対応というと、自社サイトのSEO対策や採用ナビ媒体への掲載をイメージされるもしれませんが、それだけではありません。もちろんこれらも重要ですが、それ以外にも求職者に自社のことを知ってもらうためには、「indeedインディード)」や「Googleしごと検索」といった新しい採用サービスへの対応も、いっそう重要度が増しているのです。

 

日本国内でもユーザーが増加する「indeed

indeedって最近よく聞くけど、あまりよくわからない」という方は多いと思います。

 indeedとは一言で言えば、求人の検索エンジン検索エンジンというとYahoo!やGoogleが思い浮かびますが、これらはあらゆる情報を網羅しているもの。それに対して求人に特化した検索エンジンが、indeedなのです。indeedアメリカの求職者の70%が利用するとも言われており、国内でもユーザー数は増えつつあります。

 indeedの最大の特長は、検索の網羅性。従来の求人媒体では、求職者が媒体に訪れ、その媒体に掲載されている企業のみが検索できるという仕組みでした。

 一方、indeedは、Web上に公開されているあらゆる求人情報を一括で検索してくれるという優れもの。媒体に登録する必要もなく、「職種」と「地域」のみで検索できるため、求職者は手軽に、通常の媒体よりも多くの情報に触れることができるのです。

 

Google検索の新機能「Googleしごと検索」

 もう一つのGoogleしごと検索は、その名の通りGoogleが提供する求人検索サービス。通常のGoogle検索において機能追加という形でサービスを提供しており、「求人情報を探している」とGoogleが判断したユーザーに対してのみ、求人情報を表示するサービスです。

 ここでの判断の基準は何かというと、求人に関連したキーワードが打ち込まれたかどうか。例えばユーザーが、「渋谷 Webデザイナー 求人」や「介護 求人 東京」といったキーワードで検索した場合、Googleは「このユーザーは求人情報を探している」と判断し、ピックアップした求人情報を、検索結果の決まった位置に表示します。全世界のあらゆるWebサイトをクロールして、検索エンジン上に表示しているGoogleだからこそできたサービスだと言えるでしょう。 

 

まとめ

 簡単にですが、今回は求人のWeb検索の最新事例を見てきました。今回ご紹介した2つのサービスはこれまでの採用媒体とは全く違うサービスですが、今後大きく伸びていくことが予想されます。その動向をしっかりと見据えながら、Web検索の対応をしていく必要性があるでしょう。indeedGoogleしごと検索について、詳しく知りたい方は、当社までぜひご相談ください。