補助率2/3!web制作につかえる補助金のはなし

stylement’s blogにアクセスいただきありがとうございます!

今回は以前お伝えした補助金についての続報です。

stylement.hatenablog.com

先日、詳細が発表されたIT導入補助金ですが、残念ながらwebサイトの制作は補助対象から外れてしまいました。とはいえ、webサイト制作に補助金が利用できなくなったわけではありません。

今年度はIT化の取り組み具合に応じて3種類の補助金制度が案内されるイメージになっているようです。webサイト制作はその中でも最も基礎的なIT化に取り組む企業に向けられた「小規模事業者持続化補助金」が補助対象となっています。

 f:id:stylement:20190410184659j:plain

 

■小規模事業者持続化補助金とは?

現時点(4/10)で今年度の要綱が発表されていないのですが、大枠は去年と同様になるはず…とのことなので、前年度の情報から概要をまとめました。

  • 経営計画に基づいて実施する販路開拓等の取り組みに対し、原則50万円を上限に補助金(補助率2/3)が出ます。
  • 計画の作成や販路開拓の実施の際、商工会議所の指導・助言を受けられます。
  • 小規模事業者が対象です。
  • 申請にあたっては、地域の商工会議所へ「事業支援計画書」(すべての事業者)、「事業承継診断票」(代表者が60歳以上のすべての事業者)の作成・交付を依頼する必要があります。依頼はお早めにお願いします。

(引用:平成29年度補正予算 小規模事業者持続化補助金 :: トップページ)

補助額:~50万円
補助率:2/3
補助対象経費:HP作成、決済・会計ツール、外国人対応ツール(翻訳ツール)など
補助対象者:小規模事業者

 

書類を揃えて申請→審査→交付決定→事業実施→報告→補助金交付

という大きな流れはIT導入補助金と変わらず、

  • 発注できるのは審査に通って交付が決定した後
  • 補助金が交付されるのは一度支払いを済ませて報告した後

という注意点も同様です。

 

■IT導入補助金と比べた大きな違いは?

(1)「小規模事業者持続化補助金」は補助対象が「小規模事業者」のみ

IT導入補助金の補助対象が「中小企業・小規模事業者」だったのに対し、こちらは制度の名称にもあるように「小規模事業者」のみが対象となっています。どこまでが小規模にあたるのかについては、「従業員の数が20人以下」という条件が一番イメージしてもらいやすいかと思います。

条件に当てはまる小規模事業者の方にとっては競争相手(?)が減って、また、より自分たちの実態に即した制度になるので大きなメリットであると言えそうです。

※宿泊業・娯楽業以外のサービス業、卸売業、小売業の場合は5人以下

 

(2)「小規模事業者持続化補助金」は補助率が高い!

補助額の上限自体は50万円までと、昨年度のIT導入補助金と同様です。ただ、IT導入補助金の補助率が1/2までだったのに対し、こちらは2/3と補助率が高めになっています。

IT導入補助金で上限50万円の補助を受けるためには100万円以上の補助対象事業を行う必要がありましたが、こちらは75万円の事業で50万円までの補助を受けることが可能です。

 

(3)「小規模事業者持続化補助金」は申請に支援事業者を挟まない

小規模事業者持続化補助金は、補助金を交付する「補助金事務局(商工会議所)」と、交付を受ける「補助事業者」が直接やり取りをする制度になっています。書類作成や申請内容のサポート先が直接「補助金事務局」になるのは一長一短ありそうです。

また、IT導入補助金では、サイトに登録されている支援事業者の中から条件を指定して依頼する企業を検索することができましたが、こちらはあてがない場合、自力で補助金に理解のある事業者を探す必要があります。

 

■スタイルメントは補助金を活用したwebサイト制作をお手伝いします!

今年度の「小規模事業者持続化補助金」の申請に対して、スタイルメントが具体的にどのようなお手伝いができるかは近日中に発表される詳細次第ですが、できる限りのサポートをさせていただくつもりです。(少なくとも、概要のご説明や、補助金について理解した上サイト提案などではお力になれるはずです!)

補助金を利用を視野に入れたサイト制作のご相談はすでに受け付けていますので、ご興味をお持ちの方は下記のフォームからお気軽にお問い合わせください!

_ _ _ _ _

ブログお問い合わせフォーム